ポケカ超バレ考察日記

ポケモンカードで超バレットをこよなく愛する私の考察ブログ

ズガドーン「デプスボム」を活かすには

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本日、おめでたいことに新強化拡張パック「リミックスバウト」が発売したわけだが、個人的には大きく環境を変えうるカードは少なく、そこまで注目はしていないパック(まあ超タイプのGXとかもいないし)であった。

だが、やはり目を惹くのはこいつだ。

ズガドーン

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相手のサイドが3枚の時、12個のダメカンをバラまける面白いポケモンだ。

 

こいつを活かすためにはどのようなデッキが最適なのかを考えてみた。

◯超バレット

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既存の超バレット(スペシャルレーザー をもったネクロズマ通称「スペネク」)に組み込むことで打点調整をしやすくする。

カラマネロの特性によって2エネルギーも容易につけることができるため使いやすいだろう。

また、ズガドーンを発動した次のターンに非GXが倒された場合「ウツロイド」の技コピーや新弾の「マーシャドー」、「ミミッキュ」等で強力なカウンターをすることができるのも魅力だ。

 

ウルトラネクロズマ 

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ウルネクの特徴である青天井の火力でTAGTEAMに強く出ることのできるパワー、そして非GX相手に刺さるGX技「めつぼうのひかり」の小回りの良さでその名を轟かせているこのポケモンだが、ズガドーンを入れることにより「めつぼうのひかり」圏内に持っていくことができ、相手にプレッシャーをかけることができるだろう。

 

また、相手のサイドが3枚の時に発動するズガドーンと同様、「めつぼうのひかり」もお互いのサイドの数が合計6枚以下でなくてはならないため、発動のタイミングが似ていることも噛み合っている。

 

デスカーン

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いろいろ考えたのだが、ズガドーンを活かすにはデスカーンデッキが一番適しているのではないかと思った。

 

それは、サポート「ルザミーネPS」の存在である。

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相手のサイドが3枚の時、ウルトラビーストは技のダメージを1ターン受けなくなる。

つまり、ズガドーンが技を使った次のターンも倒されない可能性が出て、再び技を使える可能性があるのだ。

 

24個のダメカンをバラ撒けるのは強そう。

でも、ウルトラビースト以外のポケモンはダメージを負うので、ベンチの他のポケモンを倒されたらサイド数が変わってしまうから24個もバラ撒けないんじゃないか?

 

そんな時に使えるのがデスカーンの技「ソウルジャグリング」である。

 

ベンチのポケモンをトラッシュし、その数×30ダメージ追加という攻撃だ。

非GXだが高火力を出しつつ、ベンチのデデンネGXやカプテテフGXをトラッシュすることで負け筋を減らしたり、「やぶれたとびら」ギラティナをトラッシュすることで再びギラティナを4体蘇生してダメカンをさらにばら撒くことができる、とても強力なデッキだ。

 

そして、今回はこの「ベンチをトラッシュする」という効果に注目したい。

 

相手サイドが4枚の時にソウルジャグリングでベンチをズガドーンだけにしておくと、バトル場でデスカーンが倒された場合に、場にズガドーンしか残らない状況になる。

 

ここで、ルザミーネPSを使用することで、相手はズガドーンを倒さずにターンを終えるしか無いわけだ。

(ダブルブレイズやかすみぎり、ウルトラフォレストのかみつかい等、ポケモンにかかっている効果を無視してダメージを与える系の攻撃でズガドーンが倒された場合、ポケモン切れで負けてしまうので見極めよう)

 

こうすることによりズガドーンは輝く可能性があるのだ。

 

もともとデスカーンは強いデッキなので、興味があったら是非構築してみて欲しい。

 

今回はこの辺で終わりにする。また気が向いたら語りたい

個人的リミックスバウト評価

今回の記事では、2019/7/5(金)に発売予定のポケモンカードゲームの強化拡張パック「リミックスバウト」について、本日カードリストが公開されたため、特徴のあるカードについての評価をしていきたい。

フシギバナ&ツタージャGX

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このカードは4エネルギー160ダメージ、GX技は3エネルギーで全体50、追加2エネルギーで自分のポケモンを全回復するという効果である。

 

だが、このポケモンの強さはその特性にある。

タッグチームで「ミュウミュウ」に次ぐ2つ目の特性持ちで、その特性「かがやくつる」はバトル場にいる自分に草エネルギーを手札から付けた時に、相手のベンチポケモンをバトル場に引き出せるという効果だ。

 

これは、ルガルガンGXの特性「ブラッディアイ」やグズマのような効果である。

手札からエネルギーをつけるだけでこの効果を発動できるので強力なカードであると言える。

 

課題は、自身の火力不足なので他のアタッカーと組み合わせてベンチを狩りながら戦う動きをしたい。

 

カメックス&ポッチャマGX

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ポッチャマがかわいい。

技「スプラッシュメーカー」は水2、無1エネルギーで150ダメージ且つ手札から水エネルギーを3枚まで付け、つけるたびにそのポケモンを50回復させるというものだ。

 

これは、環境である「レシラム&リザードンGX」等の炎タイプの弱点をつけワンパン可能なダメージを与えられ、中打点デッキに対してはダメージを回復して戦えるので強力である。

 

課題は、水エネルギーを手札に蓄えておかなければいけない点と、水には溶接工のようなサポートがないのでアクアパッチくらいしかエネルギー加速が出来ない点だ。(全タイプ溶接工だせ)

 

なので、ダッシュポーチをつけて手札にエネルギーを戻したり、サポート「おじょうさま」で水エネルギーを山札から4枚持ってくるなどして準備したい。

 

また、レシリザの弱点をつけるとはいえ「ダブルブレイズ 」で無条件で落とされるのには注意したい。

 

GX技もエネルギーが6個あれば250ダメージ与えマヒにできる、非常に強力なものである。

 

リザードン&テールナーGX
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4エネルギーで180ダメージ...うーん、微妙だな。

そう思ってませんか?

カキ、溶接工、ミュウツー&ミュウGXのお陰で安定してエネルギーを蓄えることができる。

180ダメージはこだわりハチマキがあればゾロアーク等の1進化GXポケモンをワンパンできる火力だ。

 

そんな都合よくこだわりハチマキを引けるのか?

なんとこのポケモン、攻撃するたびに山札から好きなカードを3枚持ってこれるのだ。強い。

 

対面する場合には相手の攻撃後にリセットスタンプやジャッジマン、やぶれかぶれ等で手札を流して戦いたい。

GX技は「ゼラオラGX」のようなエネルギー加速のものになっている。

 

メブキジカ

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このポケモンは1進化で毎ターン1枚ドローできるのでシールド戦等で活躍しそうだ。

 

エンブオー

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2進化だが、特性「ばくねつえんぶ」により進化時一度、山札の上から8枚の基本エネルギーを好きなだけ自分のポケモンにつけることができる。

 

エネルギーが大量に付く可能性のある面白い特性だ。

 

また、炎1、無3のエネルギーで160ダメージも高火力である。

 

マーシャドー

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前回の記事でも述べたが、エネルギーが少し重いが相手のバトル場のポケモンの技をコピーできる強力なポケモンだ。詳しくは前の記事を見てほしい。

 

ズガドーン

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こちらもサイドの条件があるもののダメカン12個を好きなようにバラまける強力な技を持ったウルトラビーストだ。前回の記事にのせたので詳しくはそちらに。

 

フィオネ

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これも少し前の記事にのせた(ry

 

アクジキング

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これも少し前の記事にまとめた。

が、こいつは環境に影響を与える可能性があると個人的に見ているのでもう一度述べたい。

 

非GXだがHP150であり、超抵抗、120ダメージできぜつさせたらサイドを1枚多く取ることができる。

 

つまり、ジラーチサンダーや超バレットにサイドレースで優位に立つことのできるポケモンだ。しかもウルトラビーストなのでビーストリングでのエネルギー加速も強い。

デッキを組む際はこいつを意識して組んでみてほしい。

 

◯ナゲキ

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闘エネルギー、無色エネルギーで発動し、自分のベンチポケモンにダメカンが乗っているなら120ダメージを出せる。

ベンチにダメカンを乗せるためにミカルゲを採用したり、レインボーエネルギー等を使用したい。

 

比較的緩い条件で120ダメージを出せ、闘タイプなので弱点をつきやすいから強い非GXポケモンだと思っている。

 

アローラペルシアンGX

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これも少し前の記事にのせた。

 

特性「ドヤがお」が非常に強力で、詰み性能が高い。

今後、対策は必須になる可能性もある。

 

ザングース

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技「ざんこくなやいば」が、相手のバトルポケモンになっているダメカンの数+20ダメージを出すことができる。ダブル無色エネルギーで発動できるため、ゾロアークデッキのような中打点のデッキに無理なく入るだろうと踏んでいる。

 

◯グレートキャッチャー

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手札を2枚捨てることで、サポート権を使わずに相手のベンチのGXポケモンをバトル場に出せる。最後の締めや、序盤の妨害等に使える非常に強力なグッズだ。

 

◯ローラースケーター

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手札から1枚トラッシュし、2枚ドロー。トラッシュしたカードがエネルギーなら、追加で2枚ドロー。

 

エネルギーを落としたい水デッキや超バレット、アーゴヨンデッキ等に入れると強力な効果を発揮できるサポートだ。

4枚ドローは純粋に強い。

 

◯ドローエネルギー 

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イラストがかっこいい。

手札からこのエネルギーをつけると、1枚ドローできるというシンプルで使いやすいエネルギーだ。

悪用できそう。

 

 

リミックスバウトは、グッズやサポートに「シールド戦」の影響なのか再録カードが多く収録された。

また、パックの名前である「リミックスバウト」という技名のカードがなかったのが少しさみしい。

 

炎、水、草の強力なタッグチームや、技のダメージをほとんど受けないようなカードの登場により、環境がバラけてくれるんじゃないかと思えるようなパックだ。

 

発売が楽しみである。 

 

今回はこの辺で終わりにする。

新弾「リミックスバウト 」の本日公開新カードについて

今回の記事では「リミックスバウト 」の2019/06/26に発表されたカードについて述べようと思う。

 

本日公開されたカードはこの4種だ。

 

トロピウス

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無色エネルギー1つで山札から草エネルギーを自分のポケモンにつけられる。

これの特徴は、「基本草エネルギー」という指定がないので「ユニットエネルギー」や「レインボーエネルギー」といった特殊エネルギー等もつけることが可能だ。

たねポケモンとして普通の性能をしている。

 

グラードン

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これは、闘タイプについに登場したまともなエネルギー加速カードである。

手札から闘エネルギーを2枚つけることができるので、後攻1ターン目に使えると強力だろう。

 

だが、闘タイプにはそこまでエネルギー加速をしても強いポケモンがあまりいないので少し悲しい。

 

また、自身の技「ふるえるだいち」は3エネルギーで130という高火力を出すことのできる優秀なアタッカーであるので、自身でも殴っていけることが強みである。

 

これら2種のカードはどちらもエネルギー加速の技を持っており、シールド戦の「ミュウツーHR」争奪戦を意識したものだと思われる。

 

アローラペルシアン

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またまたダメージを受けない特性を持ったポケモンが登場した。

このアローラペルシアンの特性「どやがお」は、タッグチームもしくはウルトラビースト、そして「特殊エネルギー」のついたポケモンからの技のダメージを受けないというものである。

ダメージを無効化できる対象が多く、デッキによっては詰ませられる可能性のあるカードなのでこちらも「無人発電所」を採用したり、基本エネルギーを採用するなどして攻撃を倒していくことが重要となるだろう。

 

 

マーシャドー

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マーシャドー多いですね。

今回のマーシャドーは超、無色エネルギー2つの合計3エネルギーで、相手のバトル場にいるポケモンのGX技以外の攻撃をコピーして使える、というものだ。

 

相手のレシラム&リザードンGXのフレアストライク等をコピーできるととても強力な技になる。

 

また、似たようなカードに「ミミッキュ」が存在している。

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こちらは合計2つのエネルギーで発動可能で、直前に使われた技がコピー対象となる。

 

エネルギー的にはミミッキュのほうが優秀だが、マーシャドーの優れている点は、相手がGX技を使ってきたターンにもコピー可能なこと、強力な技を持ったポケモングズマ等で引きずり出しコピー可能なこと、またミミッキュ警戒で弱い技で削ってきた相手にも無視してコピーして高火力で殴れることである。

 

だが、ミミッキュよりも1つエネルギー要求が多いので、しっかりと使い所を見極めて使用することで活躍してくれるカードだろう。

 

超バレットにも入る可能性は十分にある。

 

今回は4種類のカードを紹介させてもらった。

今後も新カードがまだまだあると思うので、楽しみである。

6/24に公開された新弾「リミックスバウト 」の超バレットについての考察

今回の記事では、本日6/24に公開された新弾「リミックスバウト 」に収録されるカード達の、超バレットへの新たなる可能性を考察する。

(いやー、火、水、草タイプの強化がメインだと思ってたので超タイプたくさんいるの嬉しいですね)

 

◯ヨノワール進化ライン

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このヨノワールは先日発表されて、私も記事にさせてもらった。

今回の発表で、その進化元となる「ヨマワル」「サマヨール」の新カードが公開された。

 

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ヨマワル

このカードの特徴はその特性「ひとだましんか」だ。

手札を3枚トラッシュすることで、山札からサマヨールを持ってきて進化可能だ。

手札を3枚トラッシュするという行動はそこそこ重いが、超バレットに入れるならばトラッシュがデメリットでないこともある。たとえば、ギラティナをトラッシュしたい時や超エネルギーをトラッシュしたい時にネストボールからこの「ヨマワル」をサーチすることによって手札をトラッシュすることが可能になった。

 

つまり、進化後のカードを入れていない場合でもこの「ヨマワル」を入れるだけで手札をトラッシュしたいデッキに入る可能性もある。強い特性だ。

 

サマヨール

このカードは進化元の「ヨマワル」の特性ですぐに進化可能なので、実質たねポケモンのような扱いが可能だ。

 

特性はなく、技「かなしばり」は相手のバトルポケモンの技を1ターン封じて20ダメージを与えるというものだ。

 

この効果はおそらくレシラム&リザードンGXの「フレアストライク」同様、ベンチに下げることで解消されてしまうと思われるので、この技をメインに戦うというよりは1ターンだけ攻撃を撃たれないように祈るための技となるだろう。

 

このサマヨールに進化する意味は、これの進化後の「ヨノワール」が強力な特性を持っているからだ。

 

これらのカードで新たなバラマキデッキが開拓される可能性があり、楽しみである。

 

ズガドーン

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一時期環境をかっさらい、リセットスタンプで消えていった非GXポケモンズガドーン」が超タイプになって戻ってきた。

 

体力は110とそこそこ多いが、特徴はその技だ。

技「デプスボム」はUB(ウルトラビースト)の特徴であるサイド参照効果であり、相手のサイドの枚数が3枚以外の場合はダメカン4個をばら撒き、相手のサイドが3枚のときはなんとダメカンを12個も載せられる。

12個ダメカンを乗せることの強さを説明する。

超バレットのフィニッシャー「ネクロズマGX」のGX技「ブラックレイGX」は相手のGXに全体100ダメージである。

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つまり、このズガドーンで相手のデデンネに6個、カプテテフに6個と他に「のろいのおふだ」やギラティナ の特性「やぶれたとびら」で1のせるだけで体力を100に調整でき、サイドのまとめ取りがより容易になった。強そう。

 

また、公式の動画でも述べられていた通り、「エーフィ&デオキシスGX」のGX技「クラスディヴィジョンGX」の効果を条件付きだが打てるようになるといえば、そのパワーが分かるだろう。

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実は、個人的に新弾「リミックスバウト」に追加されるアクジキングがあるのだが

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これがめちゃめちゃ非GXに対して強い技とHPを持っている。

このアクジキングに「マニューラGX」でエネルギーを移動させたり、ビーストリング等でエネルギー加速されて殴られた場合「ジラーチサンダー」や「超バレット」のデッキは不利になってしまうのでどうしたものかと考えていた。

 

ネクロズマスペシャルレーザーでも抵抗がありワンパンできないHP150は凶悪であり、頭を抱えていたが、こちらも同じUBのズガドーンがとても強い技を持っていてくれたので、新弾環境でも超バレットが新しい構築を開く可能性が増えてくれて助かった。

 

また、新しく超バレットに関係しそうなカードが公開されたら記事にしようと思う。

 

超バレットのゾロアークGX対面

今回の記事では超バレット(ネクロズマ主軸)のデッキで本日中規模な大会に参加した私の、ゾロアークGX対面での考察を述べたい。

 

 

そもそもなぜこの記事を書こうと思ったのか?

予選5回戦のうち2回ゾロアークと当たったからだ。デッキの分布からしてありえなくはないのだが、基本的には不利対面なので当たりたくなかった。ちなみに2戦1勝1敗だった(泣)

 

◯そもそもゾロアークGXデッキとは?

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ゾロアークgxデッキは、このゾロアークgxの強力な特性「とりひき」を使い手札を整え、ダブル無色エネルギーで発動可能な技「ライオットビート」で中打点で殴るデッキだ。

また、最近の構築には超強力な特性「キャットウォーク」をもつペルシアンGXが入っていることも多い。

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GXポケモンがやられた次のターンに好きなカード2枚をサーチ可能で、ここでリセットスタンプとサポート「ムサシとコジロウ」を持ってきて相手のハンドを極端に減らすことが可能になり、今までよりも戦いやすいデッキになった。

また、「プレシャスボール」もリソースを削らずにゾロアークgxやペルシアンgx、ルガルガンgx、デデンネ等を持ってかれることで再び強化された。

 

また、「ミュウツー&ミュウGX」に対してもアローラベトベトンを入れることができ、比較的有利に立ち回ることが可能だ。

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しかも、超バレットのような中打点デッキと殴り合う時に、「アセロラ」でゾロアークgxを回復して再び進化し殴りに来る動きも強く、サイドレースも強い。

 

つまり、「安定して強い」デッキである。

 

 

◯なぜ超バレットはゾロアークに不利なのか?

 

それは、ゾロアークGXは超タイプの抵抗力があるからだ。

ネクロズマ」の技「スペシャルレーザー 」は160ダメージ出すことができ、こだわりハチマキをつけると190まで出せる。相手のライオットビートも基本的に120打点であり、こちらのネクロズマも倒されないが、超抵抗の-20によりお互い2パンする動きが殆ど確定されてしまう。そうなった場合に相手のゾロアークはこちらのベンチのカラマネロを基本的に狩りにくる。

 

JCSで有名になった「スペネク」というデッキに入っていた「ネクロズマGX」のGX技「ブラックレイGX」は相手のGXポケモン全員に100ダメージ(抵抗を計算しない)で、あらかじめダメージを与えておいたゾロアーク等GXポケモンを数体纏めて倒せれば勝ちが近づくだろう。

 

だが、カラマネロを狩られるとネクロズマGXが攻撃体制に入るターンが遅れてしまい、その間に回復される可能性や、サイドを取られたり倒される可能性がある。

奇襲性は高いが、対策されてしまうと通常通りの不利対面に戻ってしまう。

 

また、「ネクロズマGX」の技「プリズムバースト」

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これは、超エネルギー3個で190ダメージ、こだわりハチマキをつけると220出せるのだが、抵抗のせいでゾロアークをワンパンできない。

つまり、こちらがワンパンするためにはのろいのおふだに頼りきりになってしまうのだ。

 

なので、サイドを取るペースでどうしても負けてしまう。

 

◯これらの対策方法はあるのか?

 

一つ目の対策は、「ネクロズマGX」以外に詰めのカードを入れることだ。

それが対策されずに刺されば、勝てる可能性はある。

たとえば、超タイプではない「ウルトラネクロズマ 」でこだわりハチマキと超エネルギー2枚で210点で倒すことが可能だ。

このような感じで臨機応変に立ち回っていくしかない。

二つ目は、こちらがGXを倒した後の「キャットウォーク」からのハンデス対策だ。

 

これは、リセットスタンプのケアと同様に不要なカードを切っていき山札を圧縮する立ち回りを身に付けたい。こうすることでトップ解決の可能性が少し高まる。

 

また、ハンデス後のケアには特性「ねがいぼし」の「ジラーチ」も良い。

だが、基本的にゾロアークGXにはアローラベトベトンが立っていて、こちらの「ジラーチ」「ギラティナ 」が動きを封じられているので先に倒すことも考えよう。

 

私にはこの程度の対策(?)しか思いつかず、ゾロアークに対して苦手意識があるが、環境に多く存在するデッキなので今後も対策を進めていきたい。

 

また、ゾロアークのデッキが面白そうだったので今日「プレシャスボール」を4枚購入し、デッキを組んだ。

 

苦手に思えるデッキを自分で使ってみることで「そのデッキのされたら嫌なこと」を知ることができる。

 

自分のデッキで不利な対面のものを攻略するために、そのデッキを作ってみて回すことで新たな発見があるだろう。

 

これを読んでいる超バレット使いの人達がゾロアークに勝てることを願っている。

本日公開されたリミックスバウトの超バレットへの可能性を見る

今回の記事では、2019年7月5日(金)に発売予定の新弾「リミックスバウト 」の、本日発表された新カードの超バレットに関わる解説をしようとおもう。

 

オーキド博士のセッティング

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さっそく超バレットとあまり関係のないカードを出してしまったが、折角の新規サポートなので解説したい。

 

今までにあったサポートの「ポケモンを手札に持ってくる」効果のものは「ポケモンだいすきクラブ」「ウツギ博士のレクチャー」が存在した。

 

ポケモンだいすきクラブは「たねポケモンを2匹まで手札に加える」という効果だ。

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これは、持ってくるポケモンの制限が「たねポケモン」ということ以外に制約がない代わりに2匹までしか持ってこられない。

 

ウツギ博士のレクチャーは、「HP60以下のポケモンを3匹まで手札に加える」という効果である。

HP60以下という厳しい制限がある代わりに、ポケモンを3匹加えることが可能でとても強力であった。

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主に、進化元を揃える必要のある「ゾロアークGX」デッキや、一時期環境を支配した「ロストマーチ」デッキは進化後もHP60以下なので持ってくることができる強力なサポートだった。

 

そして、今回追加される「オーキド博士のセッティング」は「タイプの違うたねポケモンを3匹までベンチに出す」という効果だ。

3匹展開できる上にHPの制限もない。しかし、タイプの違う3種類ということが必要で、おそらくリミックスバウトで登場する「リザードン&テールナーGX」「カメックス&ポッチャマGX」「フシギバナ&ツタージャGX」に合わせたような効果にしたのだろう。条件を満たせるのであれば使っても良いだろう。

 

では、このカードを超バレットに入れる必要はあるのか?

もし入れるなら、初ターンに並べたいマーイーカジラーチは確定だろう。あと1匹はどうするべきか?

ただ、個人的にはマーイーカを最優先で並べたいので、これを入れるくらいならウツギ博士のレクチャーでマーイーカを3匹用意した方が強い気はする。

 

今後、このサポートを使った強いデッキが出てくるのが楽しみだ。

 

◯ヨノワール

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こいつの特性「しのこくいん」は、のろいのおふだだ。

バトル場できぜつしたとき、ダメカン4個を相手のポケモンに好きなようにのせられる。

ただ、難点は2進化であることだ。

このポケモンの進化ラインを入れるなら、その枠にのろいのおふだを追加した方が現状は強いだろう。

 

だが、今後ヨノワールを何かしらの道具やサポート等で進化せずに出せるようになった場合に真価を発揮するポケモンだ。よって、今後の2進化サポートに期待したい。

 

◯グレートキャッチャー

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めっちゃ強くね?と思いました。強いよね...?

超バレットのメインアタッカー「ネクロズマ」は火力160で、相手ベンチの「デデンネ」や「カプテテフ」を狩ることが勝利への近道である。

そのために、サポート「グズマ」で引きずり出す必要があった。なので、相手ベンチを狩るターンは「リーリエ」「シロナ」「エリカのおもてなし」等のサポートカードや「アセロラ」(超バレットにはあまり見かけないが、他のデッキには使う可能性がある強力サポート)を使えないのが普通であった。

 

だが、このカードは手札を2枚トラッシュするだけでGXポケモンを引きずり出せる。

 

つまり、このカードを使った後にドローサポートを使用してこだわりハチマキ等を引きに行ったり、相手の逃げるエネルギーの重いポケモンを出してターンを稼ぐことも可能だ。

 

また、こと「超バレット」に関しては手札を捨てることはあまりデメリットではなく、積極的に使っていけるだろう。

更に、ゲーム後半に手札を減らすことで山札の圧縮ができ「リセットスタンプ」のケアも可能になる。

 

今までの超バレットはグズマ3枚以上がスタンダードな構成だったが、今後はグズマ 1〜2の構築も増えると予想する。

早く実装されないかな。

 

フィオネ

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特性 ひきよせのうず

このポケモンがベンチにいるなら、自分の番に1回使える。相手のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える(バトル場に出すポケモンは)相手が選ぶ)。その後、このポケモンについているカードをすべてトラッシュし、このポケモンを山札の下にもどす。

長い。

つまり、こいつがベンチにいるときに、こいつについてる他のカードをトラッシュして、こいつを山札の下に戻すことで相手は自分のベンチポケモンを選びバトル場にだす、ということだ。

相手だけのあなぬけのひも、「ボルケニオンPS」のジェットほうすいだ。

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フィオネの特性の特徴は、発動が比較的容易であること、また、ネストボール等ですぐに用意できることだ。

 

何回も使い回せるので個人的に強いのではないか、と思っている。

 

いろいろなデッキに入る可能性のあるカードであり、超バレットの更なる発展の日も近いだろう。

 

超バレットは予想以上にあなぬけのひもが欲しい場面、つまり相手のベンチを出させるよりも、相手のバトル場からベンチに下げさせる効果が欲しくなる。

それをすることにより、ギラティナの特性をバトル場にいたポケモンにも載せることが可能になり、残りHP10のバトル場のポケモンを特性で倒せたり、残りHP100に調整することで「ネクロズマGX」の「ブラックレイGX」で倒しきることが可能になる。

 

 

本日までに発表されたカードでの実質の超タイプは少なかったが、それ以外にトレーナーズやポケモンで新たなる構築を見出すことのできる可能性のあるものがたくさんあり、新弾環境が楽しみである。

 

また、新カードが発表されたら記事を書いていきたい。

 

リミックバウト 最新公開された注目カードについて

今回の記事では、新弾「リミックスバウト」にて発表された新カード2枚について解説する。

 

◯ドローエネルギー

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このエネルギーは、手札からポケモンにつけた時に1ドロー可能だ。

 

もちろん特殊エネルギーなのでスペシャルレーザー の「ネクロズマ」につけても良い。

また、単純に1ドローは強い。

 

そして、カードのドローと、絵の具等で色を描く「draw」を掛けている、その背景の青と白のイラストがカッコいい...カッコよくない?

 

◯ローラースケーター

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手札からカードを1枚トラッシュすることで2枚ドロー。更に、そのトラッシュしたカードがエネルギーなら、追加で2枚ドロー。

 

コーチトレーナーのような単純な4枚ドローのサポートカードである。

 

また、この「エネルギーをトラッシュする」という行為は、カラマネロ軸やアーゴヨン軸、アクアパッチの対象等にもなり、いろいろ便利である。

 

似たようなカードに「マーマネ」があるが、こちらは2枚トラッシュすることで4枚ドローと、超バレットにはなかなか合っているサポートだ。

 

ここで、この二枚を比べると、手札を1枚トラッシュするか2枚トラッシュするかの違いであり、基本エネルギーはスタジアム「トキワの森」等で確保しやすいので純粋なリソースの確保力で言えば手札の多く残るローラースケーターのほうが強いと言える。

だが、手札をトラッシュすることが必ずしもデメリットではないためこれらのカードをどう入れるかの構築は人それぞれとなるだろう。

 

ついでに、リミックスバウトでのミュウツーGXのHR争奪戦等のシールド戦になれば、エネルギーを捨てて4枚ドローできるこのサポートは強力と言えるだろう。

 

新弾が楽しみなので、超バレットに入りそうなカードが発表されたら、またそれについての記事を書きたい。