超バレットのゾロアークGX対面
今回の記事では超バレット(ネクロズマ主軸)のデッキで本日中規模な大会に参加した私の、ゾロアークGX対面での考察を述べたい。
そもそもなぜこの記事を書こうと思ったのか?
予選5回戦のうち2回ゾロアークと当たったからだ。デッキの分布からしてありえなくはないのだが、基本的には不利対面なので当たりたくなかった。ちなみに2戦1勝1敗だった(泣)
◯そもそもゾロアークGXデッキとは?
ゾロアークgxデッキは、このゾロアークgxの強力な特性「とりひき」を使い手札を整え、ダブル無色エネルギーで発動可能な技「ライオットビート」で中打点で殴るデッキだ。
また、最近の構築には超強力な特性「キャットウォーク」をもつペルシアンGXが入っていることも多い。
GXポケモンがやられた次のターンに好きなカード2枚をサーチ可能で、ここでリセットスタンプとサポート「ムサシとコジロウ」を持ってきて相手のハンドを極端に減らすことが可能になり、今までよりも戦いやすいデッキになった。
また、「プレシャスボール」もリソースを削らずにゾロアークgxやペルシアンgx、ルガルガンgx、デデンネ等を持ってかれることで再び強化された。
また、「ミュウツー&ミュウGX」に対してもアローラベトベトンを入れることができ、比較的有利に立ち回ることが可能だ。
しかも、超バレットのような中打点デッキと殴り合う時に、「アセロラ」でゾロアークgxを回復して再び進化し殴りに来る動きも強く、サイドレースも強い。
つまり、「安定して強い」デッキである。
◯なぜ超バレットはゾロアークに不利なのか?
それは、ゾロアークGXは超タイプの抵抗力があるからだ。
「ネクロズマ」の技「スペシャルレーザー 」は160ダメージ出すことができ、こだわりハチマキをつけると190まで出せる。相手のライオットビートも基本的に120打点であり、こちらのネクロズマも倒されないが、超抵抗の-20によりお互い2パンする動きが殆ど確定されてしまう。そうなった場合に相手のゾロアークはこちらのベンチのカラマネロを基本的に狩りにくる。
JCSで有名になった「スペネク」というデッキに入っていた「ネクロズマGX」のGX技「ブラックレイGX」は相手のGXポケモン全員に100ダメージ(抵抗を計算しない)で、あらかじめダメージを与えておいたゾロアーク等GXポケモンを数体纏めて倒せれば勝ちが近づくだろう。
だが、カラマネロを狩られるとネクロズマGXが攻撃体制に入るターンが遅れてしまい、その間に回復される可能性や、サイドを取られたり倒される可能性がある。
奇襲性は高いが、対策されてしまうと通常通りの不利対面に戻ってしまう。
また、「ネクロズマGX」の技「プリズムバースト」
これは、超エネルギー3個で190ダメージ、こだわりハチマキをつけると220出せるのだが、抵抗のせいでゾロアークをワンパンできない。
つまり、こちらがワンパンするためにはのろいのおふだに頼りきりになってしまうのだ。
なので、サイドを取るペースでどうしても負けてしまう。
◯これらの対策方法はあるのか?
一つ目の対策は、「ネクロズマGX」以外に詰めのカードを入れることだ。
それが対策されずに刺されば、勝てる可能性はある。
たとえば、超タイプではない「ウルトラネクロズマ 」でこだわりハチマキと超エネルギー2枚で210点で倒すことが可能だ。
このような感じで臨機応変に立ち回っていくしかない。
二つ目は、こちらがGXを倒した後の「キャットウォーク」からのハンデス対策だ。
これは、リセットスタンプのケアと同様に不要なカードを切っていき山札を圧縮する立ち回りを身に付けたい。こうすることでトップ解決の可能性が少し高まる。
また、ハンデス後のケアには特性「ねがいぼし」の「ジラーチ」も良い。
だが、基本的にゾロアークGXにはアローラベトベトンが立っていて、こちらの「ジラーチ」「ギラティナ 」が動きを封じられているので先に倒すことも考えよう。
私にはこの程度の対策(?)しか思いつかず、ゾロアークに対して苦手意識があるが、環境に多く存在するデッキなので今後も対策を進めていきたい。
また、ゾロアークのデッキが面白そうだったので今日「プレシャスボール」を4枚購入し、デッキを組んだ。
苦手に思えるデッキを自分で使ってみることで「そのデッキのされたら嫌なこと」を知ることができる。
自分のデッキで不利な対面のものを攻略するために、そのデッキを作ってみて回すことで新たな発見があるだろう。
これを読んでいる超バレット使いの人達がゾロアークに勝てることを願っている。