ポケカ超バレ考察日記

ポケモンカードで超バレットをこよなく愛する私の考察ブログ

超バレットの天敵「炎ミュウミュウ」の「クロスディヴィジョンGX」対策

今回の記事では、現環境超バレットの天敵ともいえる「エーフィ &デオキシスGX」の対策方法を述べようと思う。

 

◯エーフィ&デオキシスGX

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そもそもエーフィ&デオキシスGXとは、2019年5月31日に発売されたスターターセット「TAG TEAM GX エーフィ&デオキシスGX」に収録されたタッグチームのカードである。

 

ことスターターは強力なグッズ「プレシャスボール」が収録されており、とても人気となっている。

 

はたして、このポケモンのどこが超バレットの天敵と言えるのか?

 

上技「サイコサークル」

超、無、無

自分のベンチの「超ポケモン」の数×30ダメージ追加、素点10。つまり、3エネルギーで最大火力160と、本当にタッグチームなのか思えるくらいの微妙な性能である(160ならネクロズマでも出せてしまうため)。

 

下技「クロスディヴィジョンGX」

超、無、無

ダメカン10個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。追加でエネルギーが3個ついているなら、のせるダメカンの数は20個になる。

 

頑張って3エネルギーをつけてもダメカン10個で狩れるのはせいぜいカラマネロ一体かそこらである。中盤に打つにしても少し心もとないGX技である。

 

では、このポケモンのどこが「超バレット」に対して強く出れるのか?

 

これから、私が実際に対面して判明したその強さと、私の考えうる対策方法を載せようと思う。

 

クロスディヴィジョンGXの追加効果、エネルギーが追加で3個付いているなら、ダメカン20個をバラまけるというものだ。

ただ、普通ならエネルギーが6個着くまでにはこちらの場は整っているわけで、そこまで致命的な決定打にはなり得ない。

しかし、もしこれが先行2ターン目に飛んできたとするとどうだろう。

こちらの場には頑張って並べたマーイーカが3体、ベンチにいたとする。

そいつらが全員きぜつさせられサイドを3枚取られた上にエネルギー加速の手段が消えてしまうのだ。

もちろん、これはゾロアークデッキの進化元「ゾロア」「イワンコ」等も同様に狩られる。

 

では、先行2ターン目にクロスディヴィジョンGXの追加効果なんて発揮できるのか?

 

それが、可能なのである。

 

それを可能にしたポケモンが、皆さんご存知「ミュウツー&ミュウGX(以下ミュウミュウ)」だ。

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ミュウミュウでコピーするGXポケモンの対象を「レシラム&リザードンGX」や「リザードンGX」等の炎ポケモンに寄せた、所謂「炎ミュウミュウ」というデッキタイプがある。

 

何が言いたいかというと、ミュウミュウにまず先行1ターン目に超エネルギーを手貼りし、カキを使う。この時点でエネルギーが5枚だ。

 

そして、先行2ターン目に何のエネルギーでも良いので手貼りしてしまえば6エネルギーでクロスディヴィジョンGXの追加効果が使用可能となる。

 

そう、クロスディヴィジョンGXの強い点は「超エネルギー1つ以外のエネルギーは指定されていない」という点である。

 

炎タイプの強力なエネルギー加速手段を用いて安定してエネルギーをつけ、ゾロアークや超バレット等の進化元を並べるデッキに対してはクロスディヴィジョンGXで狩り、有利を取れるのだ。

 

さらに「炎ミュウミュウ」の強さは、GX技を使った後のエネルギーを使いレシラム&リザードンの「フレアストライク」や、リザードンGXの「ぐれんのあらし」等を駆使して強力な技を連発できる、という点にもある。

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ただ、タッグチーム対面では超バレットのような非GX構成の方が有利がつきやすい。

 

では、このようなデッキに対しどう勝っていくかを考える。

 

まず、クロスディヴィジョンGXの対策だ。

 

まず1つ目は、じゃんけんに勝ちこちらが先行をとり、先にカラマネロを3体以上並べられれば、相手は全てを倒すことはできないので場に残る。1体でも残ればこちらはネクロズマ等で殴れる且つ弱点を突くというプレッシャーを与えられるのでジラーチの強要等もでき、勝機は充分にあるだろう。

 

そして2つ目は、じゃんけんに負けた場合だ。

クロスディヴィジョンでマーイーカを3体も倒されたらサレンダーである。だからといって、ベンチにポケモンを並べないとこちらは攻めにくくなってしまうだろう。

 

では、どうするかと考えた時に私が考えついた答えが1つある。

それは「ラティオスGX」のGX技「クリアビジョンGX」である。

 

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超エネルギー1つで発動可能であり、相手のGX技を封じることが可能だ。

 

ミュウミュウ対面だと予想だにしないGX技が飛んでくることも予想されるので、仮にエーフィ&デオキシスGXがいなかったとしても打っておいて損はないだろう(倒されるとサイド2枚取られるのが辛いが、マーイーカを3体倒されるとサイド3枚取られるのでこちらのほうが安い)。

 

つまり、後攻1ターン目にこちらはマーイーカを並べつつラティオスGXのGX技を打つことを目安に動こう。サイド落ちしたら、やばい。

 

更に、超バレットとも相性の良いラティオスGXの利点をあげる。

 

まず、ベンチにしかエネルギーをつけられないというカラマネロの特性のデメリットだが、ラティオスGXは逃げるためのエネルギーが0なので気軽にバトル場に出しておける。ジラーチが倒された後や逃す手段がないときはこちらをだしても良いだろう。

 

また、ラティオスGXの技「タッグパージ 」は、火力は中打点だが追加効果の「タッグチームからの技のダメージを受けない」という点が強力だ。相手がサーナイト&ニンフィアGX等の単構築なら積ませられる可能性があるし、ミュウミュウ対面やレシラム&リザードンGX対面でも時間を稼いでくれることだろう。

 

基本的にあまりGXポケモンでのスタートはしたくないが、ラティオスGXはスタートした場合の欠点が薄い。タイプも一致しているのでとても使いやすいポケモンである。

 

よって、超バレット構築には1枚「ラティオスGX」を挿すことも考慮すると、私が三日三晩悩み抜いた「クロスディヴィジョンGX」に対してまともに戦えるようになるだろう、というのが結論だ。

 

 

みなさんも炎ミュウミュウと対面した時の理不尽さに負けないように、是非対策をしよう。

 

また、私の頭ではこのくらいしか対策が考えつかなかったのだが、他に良い対策方法があれば是非是非教えてくれるとありがたい...。