ポケカ超バレ考察日記

ポケモンカードで超バレットをこよなく愛する私の考察ブログ

超バレットのウルトラネクロズマ対面

今回の記事では、超バレットを握った場合の対「ウルトラネクロズマGX(以下ウルネク)」の動き方や対策等を述べようと思う。

 

なぜ、対ウルネクの記事を書こうと思ったかというと、ウルネク対面は基本的に不利だからである。

私自身、ウルネクを結構長い間握っており、数度ジムバトル優勝経験もあるので、超バレットと対面した場合にウルネクが有利を取りやすいことに気付いた。

 

◯なぜ不利なのか?

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それは偏にウルネクのGX技「めつぼうのひかりGX」のせいである。

 

現環境において、タッグチームの高HPをワンパンすることのできる技「フォトンゲイザー」はとても強力で、これこそウルネクを体現したかのような青天井の高火力が魅力である。

 

しかし、超バレット対面になった場合、非GXのポケモンが主体なのでウルネクで青天井の火力を出す必要は全くと言っていいほどないだろう。

 

では、ウルネク対面は有利であるべきじゃないか?

それを解決してしまうGX技「めつぼうのひかりGX」について説明しよう。

 

鋼エネルギーと超エネルギーで発動可能であり、「お互いのサイドが合計6枚以下」のとき使用できるという「ウルトラビーストはサイドを参照する効果」をしっかりと表している。そして、この制約を満たした場合に、相手の場のポケモン全体に「60ダメージ」のせる、という強力な効果だ。

ダメカンをのせるという効果なので特性「ベンチバリア」をもつミュウを無視してダメージを与えることが可能だ。

 

だが、たった60ダメージでそんなにこちらが不利になるのだろうか?

 

ここで、めつぼうのひかりの強さを説明したい。

 

まず、ウルネクはGXデッキでありながら、非GX対面の時は終盤のGX技使用以外にGXポケモンを出さない、という立ち回りが可能だ。

 

これによりサイドレースで負けにくくなる。

そして、この戦法を可能にしているアタッカーが「ギラティナ」だ。

 

ギラティナ

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超デッキならもう9割くらい入ってるアタッカーである。

HP130で、130のダメージを与えることが可能なのだから、非GX同士の殴り合いでは負けることがない。

 

また、純粋に他の非GXは倒されたら他のアタッカーを用意しなければならないが、このギラティナは特性「やぶれたとびら」により、トラッシュから復活する。これだけでもめっちゃ強い。しかし、なんと復活する際に相手のベンチポケモン2体にダメカンを1ずつのせることができる。これも効果なのでベンチバリアで防げない。

 

ここまでいうと分かった人もいるかもしれない。

超デッキでの心臓「カラマネロ」がベンチに3体いるとする。HP90である。

ウルネクのミラーマッチでは、めつぼうのひかりGXでこのカラマネロジラーチを2〜3体纏めて倒しそのまま勝ち、ということもメインプランで戦うのだ。

 

更に、やぶれたとびらの10点だけでカラマネロのHPを30削るのは不安定だからと、技「かいてんひこう」をもったカプ・コケコを入れたり、技「スプリッオビーム」をもったゲノセクト等でダメージをばら撒いて調整することもある。

 

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更にウルネクミラーだと、相手に倒されてサイド合計6枚以下にし、先にめつぼうのひかりGXを打つ為に敢えて相手のポケモンを倒さない為にこの「カプ・コケコ」「ゲノセクト」で攻撃する、という読み合いもある。

 

つまり、超バレットがウルネクと対面するときには、自身のポケモンのHP(主にカラマネロジラーチ)が60以下にならない、もしくは打たれても負けないように調整して戦う必要がある。

 

そのために、ギラティナの特性を発動させないためにも自分の攻撃時にはグズマを使いベンチのカラマネロを倒していくプランを取りたい。

 

ウルネクのGX技も、カラマネロがいなければ発動までに2ターンかかるからだ。

そして、超バレットの強いどうぐ「のろいのおふだ」等で相手のジラーチカラマネロを1体倒すことにより非GX同士のサイドレースで1枚リードできる。

 

このような立ち回りを徹底すれば勝てる試合もある。

 

だが、逆にいうと、一試合で2ターン連続グズマカラマネロを倒し、且つのろいのおふだで1体相手のポケモンを倒さない限り、純粋なパワーでは若干こちらの不利となってしまう。

 

ウルネクに勝ちたいデッキを作るなら、「カプ・コケコ」「ゲノセクト」の技なら防ぐことの可能な特性「ベンチバリア」のミュウを入れたり、サポート「アセロラ」等を入れると良いだろう。

だが、基本的に他のデッキに対してはノイズになってしまうので気をつけたい。

 

また、ダメカンがばら撒かれて負けそうな場合に、序盤にサポートをサーチするために場に出した「カプテテフGX」のGX技「カプキュアーGX」で2体ベンチポケモンを回復することが可能なので、相手のプランを崩すために使用しても良い。だが、カプテテフGXは基本的にウルネクの餌なのでサポートのサーチのため以外には出したくはないポケモンだ。

 

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このように、ウルネクのとても強力なGX技により慎重な行動を求められるが、必ず負けるような不利試合ではなく、忠実に相手の行動を封じるような動きをすれば十分に勝てる対面である。

なので、相手のデッキを知り、うまく立ち回れるようにしたい。

 

 最後に、ウルネクデッキも超バレットと同じくらい使ってて楽しい、とてもプレイングの求められるデッキだ。

是非みんな使ってくれると嬉しい。